【意外と知らない?】女性ホルモンがダイエットにもたらす効果
皆さん、こんにちは!
千葉駅前のパーソナルトレーニングジム
「NO EXCUSE GYM」
パーソナルトレーナーの松島航也です!
突然ですが皆さんは女性ホルモンについてどこまで知っているでしょうか?
女性ホルモンというくらいなので男性はほとんどの方が知識として知らないことが多いのではないかと思います。
女性の方でも意外と深くは知らないという方はいらっしゃるかと思います。
女性ホルモンはダイエットをする方においてとても重要な知識になります。
今回はそんな女性ホルモンがダイエットにもたらす効果について紹介したいと思います。
お時間がございましたら、是非ご一読ください。
女性ホルモンについて
女性ホルモンとは?
簡単にお伝えしますと、女性ホルモンとは、二つのホルモンのことを指します。
エストロゲン(卵胞ホルモン)
プロゲステロン(黄体ホルモン)
上記の二種類のホルモンです。
女性ホルモンは主に脳から分泌される別のホルモンによって調節されています。
脳からの指令で卵巣から分泌され血中に女性ホルモンの濃度が高まっていくという流れです。
女性ホルモンの分泌は女性の生理周期などによって分泌される量や種類が異なります。
卵巣から分泌されるということで、男性には全く出ないと思われがちですが、男性の場合、精巣から分泌されるテストステロンというホルモンの一部がエストロゲンに変化することで男性の体内にも女性ホルモンは存在しています。
女性ホルモンの役割
主に女性ホルモンの役割は先ほどお伝えした種類ごとに分かれます。
エストロゲンの役割
・自律神経の調節
・骨の形成
・乳房の発育
・肌艶を良くする
など
プロゲステロンの役割
・子宮内膜の環境調整
・基礎体温の向上
・排卵の抑制作用
・乳腺の発達
など
このような役割があります。
主に女性特有の体内の働きの調節機能として用いられることが多いですね。
女性ホルモンのこのような役割があることで、女性の体は健康状態を保っていられるということです。
女性ホルモンがダイエットにもたらす効果
①集中力アップで脂肪燃焼効率もアップ!
女性ホルモンのエストロゲンには脂肪の燃焼を促進させる働きや骨密度低下の抑制効果などがあります。
特に脂肪の燃焼を促進させるなんて正にダイエットホルモンですね!
しかし重要なのはタイミングです。
主にエストロゲンが多く分泌されているのは生理後〜排卵前までです。
女性の周期のこの期はダイエットでいうと【痩せ期】とも言います。
そのため、このタイミングは積極的にトレーニングや運動を取り入れていきましょう。
身体としても痩せやすいですし、エストロゲンには集中力を上げる作用もあるので、自身のダイエットを見つめ直し、プランニングを再構築していく良い機会にもなります。
絶好の痩せやすい機会を無駄にしないように、積極的に運動をしてみましょう!
②身体が浮腫み、自律神経の働きが低下
これはマイナスな効果の一つですが、プロゲステロンには多く分泌されることで水分を溜め込み、浮腫みを促進させてしまう効果があります。
このプロゲステロンが多く分泌されるのは排卵日近く〜生理前の時期です。
女性の方はなんとなく納得するかもしれませんね。
そしてプロゲステロンには浮腫みだけではなく、自律神経を乱す効果もあるため、この時期はダイエットでいう【維持期】に入ります。
この時は「体は休める」「食事はいつも通り」「塩分を積極的に控える」この三つを目標に生活をすることが大事です。
自律神経が乱れているときに運動を取り入れようとしても中々上手くいきません。
更に浮腫みにより一時的に体重が増加する傾向にあり、モチベーションは低下しやすいです。
この時はあえて体重計に乗らないというのもモチベーションを維持する上では良い選択肢かもしれません。
この時期はなんとか維持できるように肩の力を抜いて生活しましょう。
まとめ
今回は女性ホルモンがダイエットにもたらす効果について紹介しました。
まとめると…
・女性ホルモンには二種類あってそれぞれで効果が変わる
・エストロゲンの分泌はダイエットにおいてプラスの効果が多く、生理後〜排卵前がダイエット好調期
・プロゲステロンの分泌はダイエットにおいてマイナスの効果が多く、排卵近く〜生理前はダイエット不調期
重要なのはこれが女性の体には確実に起きている効果の一つだと把握することです。
そしてそのタイミングに心が折れて、食事に走ってしまっていては永遠にダイエットが成功することはないでしょう。
本気でダイエットをしたい方は我慢のタイミングや頑張るタイミングを把握してプランニングをしながら、過度になりすぎないダイエットを実践していくことが大事ですね。
理想をはるか超える成果を提供します!