【驚愕】辛いものはダイエットに効果的?辛いものが体に引き起こす3つの効果!
皆さん、こんにちは!
千葉のパーソナルトレーニングジム
「NO EXCUSE GYM」
パーソナルトレーナーの松島航也です!
秋の季節も中旬を迎え、あと1ヶ月もすれば一段の寒くなり、冬を迎えますね!
寒くなってくると食べだくなるものの一つで、【激辛料理】がありますね!
ボディメイクを行なっているお客様より、「辛いものってダイエットにいいの?」と聞かれことが多々あります。
このような疑問をお持ちの方は是非この記事を最後までお読みいただいて、辛い食べ物の真実を知っていただけたらと思います。
辛い食べ物にはどのような効果があるのでしょうか・・・
辛い食べ物とは?
辛い食べ物とは、分かりやすいものはトウガラシ、コショウ、サンショウ、ショウガ、ワサビなどの物理的に刺激の強い食べ物です。
これらが使われる料理を総称して辛い食べ物と呼ぶことが多いです。
辛さの種類
辛さには種類が存在します。
主に2種類存在し、一つをホット系(不揮発性)、もう一つをシャープ系(揮発性)に分けられます。
ホット系=口の中が痛くなったり、熱く感じるものです。
特徴としては下記の3つです。
・熱に強い
・辛く感じるタイミングが遅い
・辛い感じが持続しやすい
シャープ系=鼻の粘膜に刺激があるものです。
特徴としては下記の3つです。
・熱に弱い
・辛く感じるタイミングが早い
・辛い感じが一瞬で終わる
スパイスの種類は下記の図の通りです。
辛さは味覚ではなく痛覚?
辛さは味覚ではなく痛覚だと言われております。
少し難しい話になりますが、
辛さは熱と同じように脳が「痛み」と認識します。
特にホット系の辛いものを食べたときに脳内物質のエンドルフィンとドーパミンが放出されます。
エンドルフィンは痛みを感じたときに放出されるもので、
ドーパミンは快感を増幅させる作用がある物質です。
辛いものが好きな方でまた食べたくなるという方はこのドーパミンが快感作用を引き起こしているからと考えられますね。
辛いものが苦手な方と得意な方によく分かれますが、これはこの脳内物質の放出の出やすさが関係しているとも言われております。
なのでこれからは、辛いものが好きな方には「味覚がバカになってるよ!」ではなく「痛覚がバカになってるよ!」と言ってあげてください(笑)
辛い食べ物の代表的な効果3選
体脂肪が燃え「やすく」なる!
あえて誇張した書き方をしていますが、
一つ目の効果は体脂肪が燃えやすくなるということです!
トウガラシなどの辛味に含まれるカプサイシンという成分がアドレナリンというホルモンの分泌を促進することからこの効果が期待できると言われています。
しかしこれが落とし穴の一つで、アドレナリンが分泌されただけでは体脂肪の燃焼が行われるわけではありません。
体脂肪の燃焼効果を「促進」してくれるということなので、そもそも体脂肪を燃焼している状態がある場合に効果を抜群に発揮してくれるということです。
更には体脂肪の燃焼効果を助ける効果はあっても、食べたものの吸収を阻害する効果はないので、辛い食べ物を食べたいるからといって、高カロリーのものを食べていたら体脂肪は減りません。
要注意です!!
食欲が増してしまう!!
辛い食べ物を食べた時の効果で知っておいた方が良い作用は「食欲増進作用」です。
辛いもの(特にトウガラシ系)を食べることで内臓が刺激されて消化液の分泌が促進されて、食欲やお酒欲などが上がってしまいます。
そのため、飲み会などの席や晩酌を毎日のようにする方は辛いものを食べることにより、
普段食べている量よりも更に食べるようになってしまう可能性もあります。
消化吸収を助け、強い殺菌効果がある!!
上の二つの効果は主にトウガラシ成分であるカプサイシンがもたらす効果でしたが、
こちらの効果はショウガ特有の効果になります!
先ほどご紹介させていただいた図にもあるように、ショウガにはジンゲロンとショウガオールという辛味成分があります。
この二つが胃液の分泌を促進して、消化吸収を助け、強い滅菌効果があると言われております。
そのため、食中毒の予防などに最適だとも言われております。
お寿司には必ずガリ(ショウガ)がついていますよね。
実はこれには消臭効果とこの滅菌効果による食中毒の予防のためについているのです!
またショウガにはジンゲロールという辛味成分もあり、これに発汗や保湿効果があると言われておりますので、冷え性の改善などにも良いと言われております。
良い効果を得るための食べ方
効果にはそれぞれメリットやデメリットがありますが、それではどのように食べるのが理想的なのかをご紹介致します。
トウガラシは油と一緒に調理する
トウガラシのカプサイシンには油に溶けやすいという性質を持っています。
そのため、オリーブオイルなどの油とともに調理することで体内にも吸収されやすくなります。
またお酢やお酒にも溶けやすい性質があるため、乾燥したトウガラシをそのまま使うというよりは、使う前にオイル漬けやアルコール漬け、酢漬けなどにして吸収しやすい状態で使うことをおすすめします!
また細かく刻んで使うことで、カプサイシンの細胞壁が壊され辛い成分が溶け出すので、刻んで使うと辛みを増幅できます!
逆にそのまま刻まずに使うことで辛味を抑えることもできますので、食べやすいようにアレンジしてみるとベストです!
そして前述した通り、カプサイシンには体脂肪の燃焼を助ける作用があるので、食べた後に動く予定がある時や朝ごはん、昼ごはんの際に食べることが特に好ましいです。
ショウガは期待したい効果によって異なる
ショウガに関しては優先させたい効果によって調理方法が変わります。
胃腸の働きを良くしたい!
滅菌効果を高めたい!
という方は生での摂取が最適です!
ダイエット効果が欲しい!
冷え性を改善したい!
という方は加熱しての摂取が最適です!
正直どのような食べ方をしても良い効果が多いのがショウガの良いところでもありますので、まずはショウガを日常から摂取することが大事ですね。
ショウガは消化吸収を助けてくれるという作用があるのでトウガラシとは違い、運動や動く前に摂取することなどでの効果に期待するのではなく、ごはんや麺などの炭水化物を食べるときに一緒に食べたり、生ものなどの食中毒が心配な食べ物と共に食べることが好ましいです。
最後に・・・
今回は辛い食べ物の効果や食べ方についてご紹介させていただきました!
辛い食べ物には良い効果が多いのでダイエット中には積極的に食べることをおすすめ致します。
しかし何を食べるにしても過剰の摂取は何かしらの副作用を引き起こしますので、食べ過ぎは注意が必要です。
普段食べている習慣に少しだけでも、辛い食べ物を追加してみる、ショウガの成分が入ったものを積極的に摂取してみるなどして負担のかからない方法で辛い食べ物を増やしてみてください!
理想をはるか超える成果を提供します!