皆さんこんにちは！

千葉市のJR総武線千葉駅東口から徒歩1分のパーソナルトレーニングジム「NOEXCUSE GYM 千葉駅前 パーソナルジム」、パーソナルトレーナーの松島です！

先日、5月24日に東京ドイツ村にて開催されました、
世界最高峰の障害物レース【スパルタンレース】に挑戦してきました！

今回はその様子や概要をご報告として載せますので、
お時間がございましたら、是非ご一読ください。

 

世界最高峰の障害物レース、スパルタンレース

スパルタンレースとは

   

スパルタンレース（Spartan Race）は、世界的に人気のある障害物レースの一種で、体力・精神力・持久力を試される過酷な競技です。

•発祥：アメリカ（2010年にジョー・デ・セナらによって創設）

•種類：マッドラン（泥んこレース）の一種で、走る距離の中に様々な障害物が設置されている

•対象：初心者からアスリートまで幅広く参加可能

レースの種類（カテゴリー）

1. スプリント（Sprint）

•距離：約5km

•障害物数：20個前後

•特徴：初心者向け。短いけど障害物は多め。

2. スーパー（Super）

•距離：約10km

•障害物数：25個以上

•特徴：中級者向け。スピードとスタミナの両方が必要。

3. ビースト（Beast）

•距離：約21km（ハーフマラソン相当）

•障害物数：30個以上

•特徴：上級者向け。持久力と精神力が試される。

4. ウルトラ（Ultra）

•距離：約50km以上（開催地によって異なる）

•障害物数：60個以上

•特徴：超上級者向け。まさに“人間の限界”への挑戦。

 

主な障害物の例

障害物	説明
バーピー（Burpee）	失敗した障害物の罰ゲーム。30回が基本。
壁越え（Wall Climb）	2～3mの壁をよじ登る。
ロープクライム（Rope Climb）	垂直ロープを登る。
サンドバッグキャリー	重い袋を担いでコースを歩く。
スピアスロー（Spear Throw）	やり投げ。的に刺さらないとバーピー。
モンキーバー（Monkey Bar）	鉄棒をぶら下がって渡る。

などなど…

上記のような種目がコースの中に散らばられています。

基本的には走りながら、障害物を超えていき、終わったらまたコースを走って完走を目指すといったイメージです。

特徴と魅力

スパルタンレースには様々な特徴や魅力があります。

•泥・水・高低差・炎など自然を活かしたコース設計

•体力だけでなく、判断力・恐怖心への耐性も試される

•完走後のメダルやトライフェクタ（3種制覇バッジ）など報酬も熱い

•仲間との絆や達成感が魅力

中には職場仲間や家族、パートナーなどと一緒に出れるカテゴリーもあるため、大切な方との絆が深まるレースにもなります。

みんなで何かを成し遂げることは思っている以上に達成感を得られるものです。

スパルタンレースの挑戦の様子

招集を完了し、レーススタートへ 

スパルタンレースに関しては招集にかなり時間を使います。

出走時間の90分前には受付可能なのですが、30分強くらいは並ぶので、
余裕を持って会場へ到着し、招集を済ませ、レース前のウォームアップを済ませます。

今回のレースは10kmになりますので、写真の青いラインのコースからスタートし、
赤いラインのコースに合流してフィニッシュとなります。

10kmのコースになると障害物は全部で25種目ありますが後半に障害物が詰まっているので、
前半は主にランニングとなります。

コース中には途中で給水スポットなども用意されていますので、
持ち物はほとんどなくて良いのはとても参加しやすいです。

スタートではお決まりの掛け声を出走前に行います。

MC
“WHO AM I!?”
参加者
“I’M A SPARTAN!!”
MC
“WHO AM I!?”
参加者
“I’M A SPARTAN!!”
MC
“WHO AM I!?”
参加者
“I’M A SPARTAN!!”
MC
“We are unbreakable!
We are unstoppable!
We are… SPARTANS!!”
参加者
“AROO! AROO! AROO!!”

この掛け声はスタートラインに並んでいる全員で叫ぶので、テンションが爆上がりします！

「戦いに行くぞ！」っていう気持ちに一気にスイッチが入る瞬間です。

いざレースへ！

レーススタートで様々な種目とランニングに挑戦！

広大な自然あふれる道を進みながら走ることは、非現実的な瞬間で心地良く走れます。

平地のランニングと違い山道のような道や坂を走るので、平地で走る10kmよりもはるかに苦しい
ランニングとなります。

基本はランニングになりますので、普段の練習に走り込みは必須ですね。

種目にはいくつかジャンルがあります。

前述した中でも特に握力を消耗する種目が多く、
ランニングでは脚力を消耗し、障害物で握力を消耗するので、
ある程度のボディメイクが必要になります。

ぶら下がる種目は体重が重すぎると障害物が大変になります。

かといって筋肉がないと重たいものを持ったり引いたりすることが大変になります。

ランニングに適した軽さを持ちつつ、懸垂や重りを引く筋肉を育てて、
機能的なトレーニングを積み重ねる必要があります。

各ジャンルによって必要となることは異なります。
例えば…

壁登りに必要なこと

フィジカル

握力・指の力：壁にある小さなホールドをつかむために必須。
体幹・バランス感覚：体を安定させるために重要。
柔軟性：足を高く上げたり、体をねじったりする場面で必要。

テクニック

ムーブの理解：効率的な動き方（例：フラッギング、ドロップニーなど）。
重心のコントロール：バランスを取りながら登るため。
ルート読み：次にどこを掴むか、どう動くかを事前にイメージ。

メンタル

恐怖心のコントロール：高所に対する恐怖や落下への不安に打ち勝つ。
集中力：一手一手を丁寧にこなすため。
挑戦心・粘り強さ：何度も失敗しても諦めずに挑む。

綱登りに必要なこと

フィジカル

握力・前腕の筋力（最重要）
ロープを握り続けるために不可欠。
特に前腕（握る動作に使う筋肉）がバテやすい。

上腕・背筋の力
上に引っ張る動作では、広背筋や上腕二頭筋が活躍。
懸垂ができる筋力があると有利。

テクニック

足でロープを固定する技術（巻き足 or ピンチロック）
足でロープを挟んだり、巻きつけたりして体を支える。
これにより腕の負担を軽減できる。

リズムとタイミング
登る→固定→休む（腕を伸ばして脱力）を繰り返す。
一気に登ろうとせず、休みながら効率よく。

脚の使い方
腕だけで登ろうとするとすぐに疲れる。
足でロープを踏んで体を支える「ジャミング（足固定）」がコツ。

メンタル

高所への恐怖心に打ち勝つ
特に体育館のロープなどは高さがあるので、精神力も問われる。

落ち着いて体を動かす集中力
焦ると足がうまくロープに絡められず、腕ばかり使って疲弊する。

 

と言った感じで行う種目によって鍛え方や必要な筋肉が全く異なります。

全体的にバランスよく筋肉があることが一番大事ではありますが、
自身の苦手種目の把握や技術練習は必須となりますね。

そして万が一障害物をクリアできなかった場合はペナルティーとして、
バーピージャンプ30回が課されます。

このペナルティーがレース中の脚にはかなり堪えます。。。

なるべく受けないためにも種目の練習は日々したいですね。

ちなみに今回私はノーペナルティーでした！

 

まとめ

 

スパルタンレースに参加すると、感じるのは「これは単なる障害物レースじゃない」ということです。

泥だらけになって、ロープを登って、壁を越えて、途中で何度も心が折れそうになりますが、それでも前に進もうとする気持ちに、自分でも驚くほどの力が湧いてきます。

内容的にもキツかったですが、それ以上に「自分を信じられるか」「あきらめないで進めるか」という、内面的な強さが問われるレースです。
そして何より、他の参加者との声の掛け合いや、応援の一言が大きな支えになりました。

終わった後は「次はもっと上を目指したい」と考えている自分がいます。

これは、ただのレースではなく、“挑戦することの楽しさ”を教えてくれる体験なんだと思います。

もし少しでも「やってみたい」と思っている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
泥と汗とバーピーの先に、想像以上の自分と出会えるはずです。

理想をはるか超える成果を提供します！